過去に光回線の営業をしていた経験があり、支社を立ち上げるために開拓をしていたので様々な情報を蓄えています。
そこで、結論として1番大事だと感じたのは固定費用です。
当たり前だと思いますよね?
でも自分で調べたりネットで契約するのが面倒で結局スマホの契約会社と併せて契約していませんか?
いやいや、うちはフレッツ回線から変更する気はないんだ。
そういう方もいると思います。
でもそれって半分正解で半分不正解なんですよね。
その理由を解説していきます。
忙しい人向け
あくまで私の経験なのでおすすめの光回線を紹介する記事ではありません。
トータルで固定費を削減したいのであればOCN光でSIMと一括契約がおすすめです。
工事不要で考えているならモバイルWi-Fiと格安Wi-Fiのセットも検討してみてください。
スマホ契約とセットで光回線を契約している人
半分正解で半分不正解と言った理由を説明します。
例えばdocomoでスマホの契約をしているとします。
光回線を他社で契約している場合、docomoの割引を受け取れていない状況なので、固定費用がセット契約よりも割高になっています。
docomo以外でもauやSoftbankでも同じです。
上記の大手キャリアはセット契約を結ぶことでスマホの月額料金が安くなります。
なのでセット契約をすることが現状の契約方法では1番です。
ではなぜ半分不正解なのか?
それはその契約のセットが1番安い手段ではないからです。
理由を簡単に説明しますね。
大手キャリアのスマホ料金は月額およそ7,000円前後です。
それに合わせて光回線をセットで契約すると合計で1万円前後になります。
これは格安SIM契約をしている人と比べると割高になんですよね。
ここでOCN光の契約内容について解説をしていきます。
OCNモバイル
OCNはスマホの契約も可能です。
料金帯は以下の通りです。
電話+ネット | ネット+SMS | ネットのみ | |
1GB | 770円 | なし | なし |
3GB | 990円 | 990円 | 858円 |
6GB | 1,320円 | 1,320円 | 1,188円 |
10GB | 1,760円 | 1,760円 | 1,628円 |
見てわかる通り、スマホ契約の料金が圧倒的に安いんです。
これだけでも固定費の削減になりますよね。
では光回線の料金についても確認していきましょう。
OCN光
OCN光はdocomoの回線を使用しているので速度も安定性も保障されています。
単純な料金価格説明ですが、スマホ+光回線の最安値が4,510円/月(税込)です。
一番高い人でも7,800円/月(税込)になります。
一番高い契約は10GBでかけ放題の戸建ての料金です。
ここは個人のプランによって変わってくる内容なので自分に合っているプランで計算してください。
OCNの公式サイトで料金シミュレーションが可能になっています。
シミュレーションをしたい方へ:OCN 光 + OCN モバイル ONE|NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま
人によっては固定費が半額になりますね。
月5,000円の固定費が削減できた場合、年間で60,000円も削減できることになります。
みなさんだったら60,000円で買えるものと言えば何を想像しますか?
私であれば60,000円削減できれば毎年iPhoneを下取りに出して新しいiPhoneに機種変更ができるなんて想像をしますね。
ご家庭をお持ちの方であれば子供のスマホ料金の確保が出来たりと様々ですが、それだけの固定費削減に成功していることになります。
フレッツの光回線
フレッツの光回線は言わば光回線の大元の契約です。
高速で安定した回線を使いたい人が利用している印象です。
当時はフレッツ光しかなかったので契約してそのままの年配の方も結構いますね。
もしかしたら今の若い人にはあまり認知されていないかもしれません。
フレッツ光とは
光回線のボスみたいなものです。
フレッツ光を経由してコラボ光と言われるサービスが提供されています。
大手キャリアの○○光がそれにあたりますね。
ここから半分不正解の理由を解説していきますが、ちょっと話が歴史を踏まえていて分かりにくくなります。
簡単に分かりやすく説明するように努力するので許してください。
フレッツ光とコラボ光
日本のインターネット回線はフレッツ光がシェアを独占していました。
つまりフレッツ光が光回線の価格を上げれば上がった分を支払う必要がある状態だったわけです。
他に選択肢がないので光回線を利用したい場合はそうせざるを得ないわけですね。
これは駄目だというわけでテコ入れが入りました。
独占禁止法をイメージすれば分かりやすいですね。
そこでフレッツ光は他社が光回線をサービスとして提供できる仕組みを作り上げました。
これによりコラボ光が誕生したんですね。
コラボ光は光回線事業を運営するにあたって他社に勝たなければなりません。
そこで1番の施策はやはり価格競争です。
フレッツ光より安くなければ意味がない。
他社のコラボ光より安くなければ契約されない。
そういう価格競争が始まりました。
つまりフレッツ光より安い=コラボ光なわけです。
基本である以上損というわけではありませんが、お得でもないんですね。
しかも光回線+プロバイダー契約という2つの契約料金が発生しているので若干割高になっています。
これが半分不正解の理由です。
最後に
光回線の契約は今では多くの契約方法が存在しています。
契約する際は月額費用をしっかりと注意してください。
特に注意すべき内容も一応記載しておきます。
契約で注意しておくべき内容
- 月額費用
- 工事費用
- 契約期間
- 解約料金
- 解約時撤去料金
月額費用
言うまでもなくここは大事です。
今よりも高くなるようであればやめましょう。
工事費用
工事費無料期間などのキャンペーンも多く存在しています。
無料期間を狙って乗り換えや工事をおこないましょう。
契約期間
契約期間が2年の場合であればスマホの契約期間と同一の場合が多いので乗り換えがしやすいです。
仮に契約期間が3年の場合だと乗り換えが難しくなります。
キャリア契約で乗り換えさせないための王道の手法なので気をつけましょう。
長いと3年以上の場合もあります。
解約料金
契約期間以外、もしくは更新月以外での解約をする際に発生する料金です。
基本的に大手キャリアであれば1万円前後なのでそこまで高額ではありませんが、格安で提供している無名のコラボ光は解約金が高い場合があります。
ここは特に注意しましょう。
解約時撤去料金
工事で設置した光回線の撤去費用というものが存在しています。
これは解約料金と別に発生する場合が多いです。
解約金だけ気にしてこの部分を見逃していると乗り換え時に大損する場合があります。
それでも乗り換えたい場合は乗り換え時の費用を負担してくれるキャンペーンを利用しましょう。